近年、国内各地で集中豪雨や台風による浸水被害が相次いでいます。一般家庭や店舗はもちろんのこと、オフィスや工場、機械室で浸水が起きた場合の被害は甚大です。
そういった水害による被害を防ぐために設置しておきたいのが「止水板(防水板)」。浸水のおそれがある状況でも、建物の中に水が入るのを防いでくれます。実際、2003年に起きた福岡県での水害後には、駅付近のビル全てに止水板が取り付けられたそうです。
ここでは、各メーカーの止水板について特徴や仕様をリサーチした結果をまとめています。各製品の特徴をしっかり知ったうえで、自分の合う止水板を導入してください。
| 止水 性能 |
200ml/h・㎡ |
| 重量 | 約11kg |
| 横幅 | 600mm |
| 高さ | 350~ 700mm |
| 価格 | 268,000円~ (税抜)※ |
| 止水 性能 |
4L/h・㎡ 以下 |
| 重量 | 6kg |
| 横幅 | 600mm |
| 高さ |
350mm
500mm 350/500mm
|
| 価格 | 公式HPに 記載なし |
| 止水 性能 |
20L/h・㎡ |
| 重量 | 約20kg以下 |
| 横幅 | 600mm |
| 高さ | 350/475/ 600mm |
| 価格 | 公式HPに 記載なし |
※重量・横幅・高さは止水板1枚あたりの数値
※価格は横幅1200mm以下、高さ350~400mmの場合
2022年1月調査時点において、Googleで「止水板」で検索した際に表示された止水板メーカー21社(建材を除く)の中で、公式HPに止水性能・横幅・高さ・重量の記載がある6社をピックアップし、以下の条件に当てはまるものを選出。
・キッスビー三興建設:該当メーカーの中で設計~付帯工事~取り付けまで全て対応している
・KTX:該当メーカーの中で最も強度の高い止水板を製造している
・文化シャッター:該当メーカーの中で工事不要であることが明記されている
| 止水性能 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 重量 | 15kg~(横幅900mm、高さ600mmの場合) |
| 横幅 | 900/1,200/1,500/1,800/2,100mm |
| 高さ | 300~600mm |
| 価格 | 94,600円~(税込) |
アサヒ創建の「ミズトメール君」はオールステンレス製の止水板です。一般住宅やマンションなどはもちろん、テレビ局や銀行などへの設置実績もあります。取付け方法は、ハンドルノブを締めるだけの立体ワンタッチ工法、常設の支柱に取付けるタイプ、支柱も取り外しできるタイプの3種類。社内一貫製造体制を取っており、細かな注文も受け付けてくれます。
| 止水性能 | 200ml/h・㎡ |
|---|---|
| 重量 | 約11kg |
| 横幅 | 600mm |
| 高さ | 350~ 700mm |
| 価格 | 294,800円~(税込)(横幅1200mm以下、高さ350~400mmの場合) |
キッスビー三興建設の「みずどめくん2」は、床面レールやサイド柱がなくてもしっかりと圧着して止水効果を発揮することができる製品です。建物の外観に影響せずに止水板を設置できるほか、金物を最小限にすることで価格も安く抑えられます。200ml/h・㎡と驚異の止水性能を誇るのも大きな特徴。建設業も行っている会社なので、事前工事はもちろん、付帯工事にも対応しています。
| 止水性能 | 漏水等級Ws-6相当 |
|---|---|
| 重量 | 2.75kg |
| 横幅 | 2,000mm以下 |
| 高さ | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 価格 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
女性でも簡単に設置できる軽さでありながら、浮遊物の衝突にも耐えられる強度を持つ止水板が「浸水ストッパー」。幅1mのパネル1枚で3kgと軽く、複数を組み合わせることで最大2mまで高さを出すことができます。またハンドルを回すだけで開閉できる窓タイプの止水板も販売。普段は採光や通風の調整、防犯にも利用できます。
| 止水性能 | 4L/h・㎡以下 |
|---|---|
| 重量 | 6kg |
| 横幅 | 600mm |
| 高さ | 350/500mm |
| 価格 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
KTXの「スーパー止水番2」は、耐久性の高さがアピールポイント。約2tの負荷にも耐えうる構造になっており、試験では750kgの負荷をかけても1mm程度たわんだのみ。止水効果も十分で、水位30cmまでは漏水検査をしても計測不可という性能(※)を誇ります。マグネット式ならワンタッチで設置できるので、手間がなく誰でも設置可能です。
| 止水性能 | 20L/h・㎡以下 |
|---|---|
| 重量 | 18kg |
| 横幅 | 800~2000mm |
| 高さ | 250/500mm |
| 価格 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
三和シャッターは、脱着式簡易アルミ防水板「ミリオンガード」をはじめ、防水シャッター、ドア、シートなど数多くの防水商品を開発・販売しています。ミリオンガードは簡単に取付けができ、また取り付けたまま自動ドアの開閉ができるという便利な製品です。オフィスやマンション、店舗の出入口、地下への出入口などさまざまな場所に設置することができます。
公式HPに記載がありませんでした。
シバタ工業は大正12年に創業した老舗のゴムメーカー。ゴム素材を使った防災・安全のための製品を開発しています。同社のパネル式止水板は公共施設などでも採用されている製品です。ステンレス製の支柱とアルミのパネルで構成されており、シンプルなデザインは取り付けても外観を損ねないというメリットがあります。脱着式、スイング式、スライド式、シートタイプとバリエーションも豊富です。
| 止水性能 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 重量 | 6kg(アピアガードオクダケ1枚あたり) |
| 横幅 | 650~2000mm(アピアガードオクダケ) |
| 高さ | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 価格 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
鈴木シャッターの「アピアガード」は、防水性能が高いことがポイント。(一財)建材試験センターにおける浸水防止シャッターの技術評価において、止水性能5等級相当を実現しています(※)。コーナーレールを使うことでL字やコの字型に設置可能な点も大きな特徴です。電気を使わずに水の力で自動的に起き上がる、起伏型の止水板も製造しています。
| 止水性能 | Ws-6等級相当 |
|---|---|
| 重量 | 7.3kg(横幅1,000mmの場合) |
| 横幅 | 750mm~1,950mm |
| 高さ | 500mm |
| 価格 | 260,000円~(税不明) |
タキロンシーアイは、建築資材や住宅資材など、樹脂プラスチック製品の開発・製造を行なっている会社です。代表的な止水板である「フラッドセーフライト」は、ペダルを踏んでレバーを倒すだけで設置できる製品。集中豪雨が突然襲ってきてもすぐに対応できます。また1,000mm幅で1枚7.3kgと比較的軽い製品ですが、止水性能は高いのがポイントです。
| 止水性能 | 0.4L/h・㎡ |
|---|---|
| 重量 | 2.6kg |
| 横幅 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| 高さ | 160mm |
| 価格 | 843,000円~(税不明) |
中部美化企業は、工場や社会インフラ、公共施設など浸水が許されない重要施設内などでの利用を想定してつくられた止水板です。そのため、最大水位1,960mmまで対応できる点が特徴。また設置はパネルを置いてワンタッチでロックできる仕様。迅速に浸水を防ぐことができます。
| 止水性能 | 20L/h・㎡以下 |
|---|---|
| 重量 | 18.6kg(脱着式・パネル厚32tの場合) |
| 横幅 | 1,800~6,000mm |
| 高さ | 300~1,500mm |
| 価格 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
日本ピットの「JP防水マン」は、簡単に設置できるものから大型・常設の防水扉まで幅広くラインナップされている製品です。常設型は、スイング式やスライド式、防水・防火性能のある扉型、起伏型、はね上げ式などがあります。シート式や脱着式のものは大がかりな工事が不要。設置条件に合わせた製品を選ぶことができます。
| 止水性能 | 20L/㎡以下 |
|---|---|
| 重量 | 9kg(横幅1,500mm、高さ350mmの場合) |
| 横幅 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| 高さ | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| 価格 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
富士商会は、アルミ加工製品を主な事業とする会社です。70年にわたり蓄積されたノウハウをもって災害対策製品などを開発しており、水害対策としては軽量アルミ止水板を製造しています。幅1,500mmのパネルでも約9kgと比較的軽く、誰でも簡単に設置できることがポイントとなっています。東京メトロが「認定品」としている実績もあります(※)。
| 止水性能 | 20L/h・㎡ |
|---|---|
| 重量 | 5kg |
| 横幅 | 750mm |
| 高さ | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 価格 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
文化シヤッターはシャッター製品を中心に開発・販売している企業です。止水板についてもバリエーションが多く、脱着式の止水板から防水扉、止水パネルつきのシャッターまで幅広くラインナップしています。一般的なドアとして使いながら、浸水のおそれがあるときは止水グレモンを持ち上げるだけで浸水対策ができる「アクアード」のような、特徴的な製品もあります。
| 止水性能 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 重量 | 23kg/㎡ |
| 横幅 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 高さ | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 価格 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
グローバルアークは、建物や地下を水害から守る止水板を手掛けており、現場調査から設計、提案、工事までを自社管理することで、スピーディーで責任ある施工を心がけています。さまざまなタイプの止水対策を提案しており、パネルタイプ(WPP)、シートタイプ(WPS)、止水テープ(WPT)など状況にあった製品を提供できます。
| 止水性能 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 重量 | 10kg/㎡ |
| 横幅 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 高さ | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 価格 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
HP制作や設計・製図、止水板・防潮板などの製造・販売など、幅広い事業を展開している会社です。四国プランニング株式会社のアルミハニカム製止水板は、従来の止水板よりも軽量で、組み立ても簡単なので、女性や高齢者でもスピーディーに設置でき、大切な建物を守ります。その他にもハンドル固定式止水板・曲面固定式止水板などを製造しています。
| 止水性能 | 記載なし |
|---|---|
| 重量 | 記載なし |
| 横幅 | 記載なし |
| 高さ | 記載なし |
| 価格 | 記載なし |
豊和工業は、特殊車両事業・工作機械関連事業・建材事業・火器事業などを展開している会社です。パネル軽量防水板「ミズヲトメ」は、樹脂ハニカムを採用した止水版で、従来よりも40%の軽量化を実現しました。事前工事の必要がなく、止水性能が高い独自素材の止水ゴムを採用しています。その他に、跳ね上げ式防水板や防水自動ドア 「アルティマ」も扱っています。
| 止水性能 | 公式サイトに記載なし |
|---|---|
| 重量 | 公式サイトに記載なし |
| 横幅 | 公式サイトに記載なし |
| 高さ | 公式サイトに記載なし |
| 価格 | 公式サイトに記載なし |
メタル・テクノは、製作金物・建具・金属塗装工事を担っている会社です。1999年の福岡水害以降、止水板の開発・販売に力を入れてきました。ポリエステル製シートを使ったシートタイプの止水板は、女性一人でも設置可能な軽さと手軽さが特徴です。その他、特許・商標登録を取得したアルミ着脱式タイプやスライド式タイプなども扱っています。
| 止水性能 | 公式サイトに記載なし |
|---|---|
| 重量 | 公式サイトに記載なし |
| 横幅 | 600~20,000mm |
| 高さ | 300~2,000mm |
| 価格 | 公式サイトに記載なし |
創業100年を超える実績とノウハウを持つ宇根鉄工所。さまざまな製品の製造を経て、現在は防水板や止水板を中心とした止水製品を提案・製造・施工まで行っています。動力を使わずライフラインが止まっても止水板が使用できる製品を得意としており、耐用年数も30年と長いのが特長です。
| 止水性能 | 最大耐久水圧(kg)300 |
|---|---|
| 重量 | 4.4キロ |
| 横幅 | 705mm |
| 高さ | 530mm |
| 価格 | 記載なし |
フジ鋼業は1965年に兵庫県三木市に前身会社 『藤井機械工業』 を創業したことに始まります。2019年にはフローガードD型を発表。海外にも拠点を持っており、積極的に海外の災害対応にも協力をしています。
| 止水性能 | 水深1mに対応 |
|---|---|
| 重量 | ~12kg |
| 横幅 | 最大幅3.2m |
| 高さ | 記載なし |
| 価格 | 記載なし |
三基工業は、創業以来50年以上水門関連を中心にに河川設備の設計・製作・施工事業を推進し、確かな技術力と豊富な経験で信頼のモノづくりを提供できる企業として歩んできました。そのノウハウを活かして、止水板も製造しており、ほかの製品にはない特徴を備えています。