発電所で活用される止水板について

発電所は、浸水してしまうとライフラインにも支障をきたしてしまうため、何としても水を止めなくてはいけません。そこで大きな役割を果たしてくれるのが、止水板です。ここでは発電所で設置可能な止水板と水害が発生した場合に起こる影響や発電所の水害対策を紹介します。

発電所に設置可能な止水板

ゴム止水板

発電所に設置可能な止水板「ゴム止水板」の画像 引用元:株式会社十川ゴム(https://www.togawa.co.jp/product/2011/10/0050-2.html)

耐久性に優れており、止水効果の高さが特徴です。昭和35年に開発されて以来、高い評価を得て様々なシーンで採用されてきました。復元性・弾力性・低温性・耐水性があり水力発電所でも火力発電所でも使用可能です。

ウォーターシャッター

発電所に設置可能な止水板「ウォーターシャッター」の画像 引用元:中部美化企業株式会社(https://www.chububika.co.jp/watershutter/)

開口幅が10m以上、スロープがかかっている場所、直線で止水板を置くのが難しいところなどでも、止水性能を維持したまま柔軟な対応が可能な止水板です。浸水想定高が高い地域でも有効な、最大水位1,960mmである点も特徴です。

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発電所で水害が発生した際に起こる影響

発電所で水害が発生すると今まで行ってきた発電が行えなくなり、電力が供給できなくなります。電力の供給ができなくなれば、電気が使えなくなる生活を強いられる人がいます。また工場などに電力が不足すると、製造などが行えなくなり、さらに多くの人の生活に支障が出てしまうでしょう。

発電所で水害が発生すると、かなり大きな問題となりさまざまな支障が世の中に広がってしまいます。

止水板以外で取り組まれる発電所の水害対策

止水板も大切な水害対策ですが、止水板だけでは十分な対策とは言い切れません。それ以外にもさまざまな対策を行っておきましょう。

  • 設備はできるだけ水害対策が不要な地点を設定する
    電力設備は、できる限り水害対策を必要としない地点に設置することは発電所の水害対策の基本です。過去の水害をはじめとした自然災害に関する情報をもとに、どうしたら水害による影響を受けないかを調べます。そして敷地の地盤高で計画高水位以上とすることで、水害による影響を最小限に抑えられます。
  • 保険への加入を検討する
    水害対策として設備に工夫を施すことはもちろんですが、水害対策に絶対はありません。そこで水害を含めた自然災害による設備の損傷、利益の逸失に対応するために、保険への加入を検討することも水害対策の1つです。

浸水を防ぎたい場所別
おすすめの止水板3選

ビルやマンション
の自動ドア・EVなど
を守りたいなら

「みずどめくん2」
キッスビー三興建設

みずどめくん2画像

支柱やレール工事の必要がなく、簡単設置で止水性能も高い。

止水
性能
200ml/h・㎡
横幅 40~3000mm
高さ 180~700mm
重量 11㎏~
価格 294,800円~(税込)
一般住宅の玄関や
ガレージなど
を守りたいなら

「アピアシャット」
鈴木シャッター

アピアシャット画像引用元:鈴木シャッター公式HP
https://suzuki-sh.co.jp/case/155/

コーナーレールやコの字型など環境に合わせて取り付け可能

止水
性能
1,000ml/h・㎡
横幅 500~10,000㎜
高さ 300~1,000mm
重量 20㎏~
価格 記載なし
工場や変電設備など
の敷地ごと
を守りたいなら

「ウォーターシャッター」
中部美化企業

ウォーターシャッター画像引用元:中部美化企業公式HP
https://chububika.co.jp/watershutter/

柱を介して無制限にぐるりと高い止水壁を作り出すことができる。

止水
性能
1,000ml/h・㎡
横幅 無制限
高さ 342~1,958mm
重量 5.6㎏~/パネル1枚
価格 489,500円~(税込)