一般的にマンションは災害に強いといわれていますが、以下の場所で浸水が発生するリスクがあります。
これらのように、1階や地下部分は水害に弱いです。また1階や地下に置かれるケースが多いのは、駐車場や電気設備などの住居以外の設備。浸水すると電気設備が故障し、家庭内の電気や上水道・排水用のポンプまで止まってしまう恐れがあります。
では2階以上であれば安全かというと、そうとも言い切れません。2階以上でもベランダからの浸水リスクがあります。1階や地下が浸水してしまえば、停電や断水なども起こり得るでしょう。
マンションの1階や地下で起こり得る水害対策には、外部から建物内部への浸水を防ぐ「止水板」を設置する方法が有効です。土嚢よりも軽いため、女性でも設置しやすいメリットがあります。駐車場スペースやマンションのエントランスに設置しておけば、浸水を防ぐことが出来るでしょう。
マンションで止水板の施工事例をいくつか紹介します。
東京都板橋区で施工した事例です。生活への支障を最短にすべく、2日程度で施工されました。
東京都足立区で施工した事例です。低価格な簡易止水板により、材料・工事費含めて1mあたり10万円台での施工を実現しました。
マンションでの止水板の活用事例を一つ紹介しましょう。世田谷区多摩川にあるマンションで止水板を設置した事例です。
このマンションは裏側のエントランスが多摩川に面しており、エントランスに止水板を設置しました。設置後に堤防から水が溢れ、辺り一面が冠水する事態に。こちらのマンションでは、数年前に建て替えた際に止水板の設置を決めたといいます。止水板の高さやおよそ1メートル弱で、玉川が増水しそうな時に設置をしているようです。
止水板を設置することで、川から溢れ出た水の侵入を防ぐことが出来ました。近隣マンションの道路より低い部分は冠水していたため、もし止水板を設置していなければ、エントランスに水が流入する事態となっていたことが予想されます。